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年金記録「ねんきん特別便」で気をつけること

年金記録はどこに落とし穴が潜んでいるかわからないので、自分の年金を守る第一歩が「ねんきん特別便」なのです。

「ねんきん特別便」は、2007年末から発送が始まり、2008年の秋にかけて、二段階に分けて発送されます。

「ねんきん特別便」の第一弾は、年金受給者のうち、記録に結び付き年金が増える可能性が高い1030万人でしたが、送られてきた人は高齢者が多く、要介護者や認知症などの人も多いということで「返事を待つだけでなく、役人が出向くべきではないか」と指摘する声もでています。

第二弾は、年金受給者の3310万人で、年金が増える可能性がある人は、約15%位だということです。

第三弾は、現役加入者の6200万人ということです。

第一弾の人であっても、「可能性のある期間」が見つかったにすぎないので、あくまでも自分で過去の加入歴を思い出し、中告用紙を提出し、可能性のある期間と合致しなければ年金記録とは認められないのです。

「ねんきん特別便」の記録が正しいかどうかきちんと確認し、不明な点があれば、社会保険事務所やねんきんダイヤルなどで確認するようにしましょう。

厚生年金や国民年金に加入していたにもかかわらず、どこを調べても記録が見つからない場合は、総務省に設置された「年金記録確認中央第三者委員会」に異議申し立てをするようにしましょう。

年金制度は複雑ですので、山のようにある特例の多さに、社会保険労務士のような専門家でもすべてを把握することは困難なことだというのです。

社会保険事務所でも、昨日まで別の部署にいた人が窓口に座っているという場合もありますので、自分の年金は自分で守るしかいないと肝に銘じるべきだというのです。

ねんきん特別便で確認しておくこと】

年金記録が消えやすい人のケース。
1)いくつもの年金制度への加入している。
2)複数の年金手帳を持っている。
3)結婚や離婚、養子縁組で名字が変わっている。
4)複数の読み方ができる名前の人。

年金加入記録回答票の記入のポイント

1)勤務先の会社名の本社、支社、営業所、工場などまでをできるだけ詳しく書くこと。
2)社名を変更していれば変更後の社名も書いておくこと。
3)会社名を忘れたら工欄に住所だけでも書いておくこと。
4)会社が無くなっていても構わないので、勤務先の本社、本店などの所在地をできるだけ詳しく書くこと。
5)所在地がわからない場合は、市区町村名だけでも書いておくこと。
6)加入期間が詳しくわからない場合は、「○○年○○月頃」「○○年春頃」と書いておくこと。
7)「年金手帳」や「厚生年金保険被保険者証」があれば、「記号番号」を記入しておくこと。
8)結婚したり養子縁組などで名字が変わったりしていると記録が漏れていることが多いので、名字が変わる前にも年金に加入している人の場合は、記録が別々になっている可能性がありますので、変わる前の名前を記入しておくこと。

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