老齢基礎年金を65歳から満額もらう

老齢基礎年金は、65歳からもらえる国民年金からの給付で、国民年金の保険料を納めた期間によって計算されますが、一般的には20歳から60歳までの40年間にわたって加入し、すべての期間保険料を納めていますと年金は満額で79万4500円になります。

国民年金に400円の付加保険料をプラスして納めていますと付加年金ももらえますが、保険料を全額免除されていた期間がある場合は、その期間の年金額は、保険料を納めていた人の3分の1 、また、半額免除の人は3分の2に減額されます。

厚生年金や共済年金に加入している人は、国民年金の第2号被保険者ですので、国民年金の保険料は、加入している年金からまとめて納めていますので、これらの制度に20歳から60歳まで加入していますと老齢基礎年金は満額もらえます。

会社員や公務員に扶養されている奥さんは、国民年金の第3号被保険者ですので、国民年金の保険料を個人的には納めていなくでも、配偶者が加入している厚生年金か共済年金から第3号被保険者分の保険料が納められていますので、これらの期間は保険料を納めたものとして老齢基礎年金が計算され年金額に反映されます。