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年金を早くもらえる繰り上げ受給の注意点
年金を早くもらえる繰り上げ受給で「金額が減ってもいいから、できるだけ早く年金をもらいたい」という人のために用意されているのが「繰り上げ受給」なのです。
年金を早くもらえる繰り上げ受給では、1941年4月2日以降生まれの場合に、受給の開始を一ヵ月早めるごとに0.5%ずつ年金額が減っていき、一年繰り上げると6%のダウンし、この減額率はずっと適用されてしまいます。
年金を早くもらえる繰り上げ受給では、老齢基礎年金の65歳支給の満額を79万2100円として、60歳まで繰り下げると、55万4500円と30%ダウンしてしまいます。
65歳受給よりも有利なのは76歳7ヵ月までです。
【年金を早くもらえる繰り上げ受給では】
1)国民年金へ任意加入できない。
2)繰り下げ後に、病気やケガで障害を負っても障害基礎年金をもらえない。
3)遺族となってしまった場合でも寡婦年金や死亡一時金をもらえない。
といったデメリットがあります。
厚生年金に加入しているサラリーマンの場合は、繰り上げのパターンは、老齢基礎年金を繰り上げ受給すると、本来、もらえるはずだった定額部分が支給停止(経過的加算相当額を除く)となってしまいます。
国民年金加入者ベースで見ますと、2006年度に新たに年金をもらい始めた人のうち19.7%が繰り上げ受給を利用しています。
繰り下げよりも繰り上げの利用者が多いのが実情なのですが、デメリットも多いのです。
たとえば、繰り上げ受給を請求した後で会社勤めを始め、厚生年金に入ると、給料と年金額の大きさに応じて、年金がカットされてしまいます。
在職老齢年金の場合、働きながら繰り上げ請求をしても、メリットはほとんどないことになります。
年金を早くもらえる繰り上げ受給では、1941年4月2日以降生まれの場合に、受給の開始を一ヵ月早めるごとに0.5%ずつ年金額が減っていき、一年繰り上げると6%のダウンし、この減額率はずっと適用されてしまいます。
年金を早くもらえる繰り上げ受給では、老齢基礎年金の65歳支給の満額を79万2100円として、60歳まで繰り下げると、55万4500円と30%ダウンしてしまいます。
65歳受給よりも有利なのは76歳7ヵ月までです。
【年金を早くもらえる繰り上げ受給では】
1)国民年金へ任意加入できない。
2)繰り下げ後に、病気やケガで障害を負っても障害基礎年金をもらえない。
3)遺族となってしまった場合でも寡婦年金や死亡一時金をもらえない。
といったデメリットがあります。
厚生年金に加入しているサラリーマンの場合は、繰り上げのパターンは、老齢基礎年金を繰り上げ受給すると、本来、もらえるはずだった定額部分が支給停止(経過的加算相当額を除く)となってしまいます。
国民年金加入者ベースで見ますと、2006年度に新たに年金をもらい始めた人のうち19.7%が繰り上げ受給を利用しています。
繰り下げよりも繰り上げの利用者が多いのが実情なのですが、デメリットも多いのです。
たとえば、繰り上げ受給を請求した後で会社勤めを始め、厚生年金に入ると、給料と年金額の大きさに応じて、年金がカットされてしまいます。
在職老齢年金の場合、働きながら繰り上げ請求をしても、メリットはほとんどないことになります。
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