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年金制度改正のポイント

年金制度改正は2004年年金改正で「保険料の段階的引き上げと上限の設定」「給付の伸びを自動的に抑制するマクロ経済スライドの導入」「給付水準(所得代替率)50%の確保」なのです。

年金制度改正の主な点は、保険料の範囲内で自動的に給付を抑えるメカニズをつくったということです。

年金制度改正で取り上げられたマクロ経済スライド制は、物価上昇率がこれまで低かったため、まだ適用はされてはいないのが実情です。

年金制度改正は、高齢化がさらに進み年金財政の悪化が見込まれ、年金制度改正の欠点も浮き彫りになっきているのです。

年金制度改正では、調整率が0.9%で固定されているため、年金給付を抑えるには調整期間を先延ばしするしかないということで、子や孫の世代に負担を押し付けることになるのだというのです。

基礎年金の国庫負担を三分一から二分の一に引き上げても、まだ財源が固まっいないというのが現状なのです。

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