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発達障害について相談する場合

発達障害について相談したいと思ったら、まずは自治体や教育機関、育児支援センターなどへ行かれることをおすすめします。

家族や子供に発達障害の疑いを感じるけれど、受診する勇気がない、または何科へ行けばいいのか分からないなど、漠然とした不安を持ちながらもどうしたらいいのか分からないという人は多いようですが、そういう時には、地域の施設や普段から関わりのある教育機関などで相談してみてください。

発達障害に関しては、以前は認知度も低く、相談する場所もほとんどない状態でしたし、相談したとしても、その相手が発達障害を知らない、または理解がないなどの理由で、適切なアドバイスを受けられないケースも少なくなかったようですが、発達障害支援法が制定されたことにより、法整備が進み、発達障害に対する理解と認知も広がってきました。

子供にはそれぞれの個性がありますから、少し変わっているからと言ってすぐに障害と結び付ける必要はありませんが、もしも日常生活に何らかの支障をきたすレベルの症状があるのなら、障害の可能性を疑った方がいいかもしれません。

障害であることが認定されれば、法的な支援も受けられるようになり、専門家からのアドバイスや治療によって症状が緩和されたり、集団生活を無理なく送れるようにすることも十分可能ですが、発達障害は完治することのない障害です。

発達障害は療育や治療による働きかけで症状を改善することはできますが、完全に治ることはありませんが、専門機関のサポートを受けて、専門的なアプローチをすることが大切なポイントです。

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