食べたい気持ちと拒食症

食べたい気持ちと拒食症についてですが、体重が増えることを恐れて故意に食べたい気持ちを抑えてしまいますと、身体が食べ物を受け付けなくなる拒食症になる恐れがあります。

拒食症は、社会的にも経済的にも恵まれていて、知的で几帳面な性格の女性の方がかかりやすいと言われていますし、栄養不良の症状が衰弱するまではないことから、周囲に気づかれずに進行している場合があるのです。

拒食症になると、極度に痩せているにもかかわらず、太っていると思い込んで不安に陥ってしまい、精神的な障害や睡眠障害などを引き起こしてしまい、慢性的になって不整脈が原因で突然死に至ることもあるのです。

拒食症は空腹の状態が続きますので、常に食べ物のことばかり考えるようになり、カロリー計算をしながら、料理のレシピを集めたりしてしまいます。

拒食症の方の傾向として、食材を溜めこんでは腐らせたり、他人のために手の込んだ料理を作るようになります。

拒食症によっては、食べたい気持ちが抑えられず、無茶食いをしてしまったり、嘔吐や下剤を服用して食べた物を排き出したりしてしまいます。

拒食症の方は食べたい気持ちが抑えられていないのに食事の量を制限し、腹部の満腹感がなくても利尿薬を服用するなどの傾向が見られます。

拒食症によって体重が大幅に減少しますと、電解質や水分のバランスが乱れ、心臓の機能が低下し、脱水症状や失神を起しやすくなります。

拒食症の後遺症として胃酸過多になったり、骨が折れやすくなる骨粗鬆症になったりしますので、過食症も含めて摂食障害にならないためにも、上手に食べたい気持ちを抑えることをおすすめします。


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