発達障害を持つ有名人

発達障害者の中には、大変な才能を持つ人も多くいます。
たとえばサヴァン症候群と呼ばれる発達障害の一種には、様々な分野においてケタ違いの才能を持つという特徴があります。サヴァン症候群以外にも、発達障害者は特定の分野で秀でた才能を発揮するケースが少なくないようです。

歴史上の偉人と呼ばれる人たちの中にも、発達障害があったとされる人々がいますが、その人数は決して少なくなく、政治家で言えばアメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンもその1人です。

芸術方面の偉人では画家のピカソやダリ、また童話作家のアンデルセンなども発達障害者であったと考えられています。

芸術家として有名なレオナルド・ダ・ヴィンチも同様に発達障害があったと考えられています。レオナルド・ダ・ヴィンチの場合はアスペルガー症候群か注意欠陥多動症の症状が多く見られたようです。

理論物理学者のアインシュタインは発語が遅く、やっと話せるようになったのが3歳でしたし、その後小学校の高学年になっても会話が苦手なのは変わらず、大人になってからもよくスペルを間違えていたことから、学習障害だったとされています。

発明家のトーマス・エジソンの場合には発達障害だったことは間違いないとも言われており、それに基づく様々な逸話が残っています。

トーマス・エジソンは後先考えずに行動してしまうことが多く、納屋を燃やしてしまうこともあったということですが、小学校入学後3ヵ月足らずで中退を勧められたということです。

作曲家のモーツァルトも多動の傾向が強く、気分の浮き沈みが激しかったそうで、典型的な発達障害であったと考えられてます。


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