発達障害と二次障害

心身に障害があると、二次障害を引き起こすケースが非常に多いとされていますが、発達障害でもそれは同様です。発達障害の場合、障害に対する周囲の理解のなさが二次障害を生むケースが多く、引き金となるのは友人や家族など、身近な人々であることも少なくありません。

発達障害で多く見られる二次障害として挙げられるのが、他者とのコミュニケーション不足から発生するいじめや虐待などです。

発達障害の場合、外見が普通の子供と変わらないことも多いため、落ち着きのなさやコミュニケーション能力の低さを本人の性格と勘違いされたり、学習能力の低さを怠けているせいだと思われてしまうことも多いようです。それらの無理解から周囲との軋轢が生まれ、いじめなどからうつなどの症状を発症するケースが見られます。

発達障害の子供はこだわりが強い傾向にあるため、子育てに難しさを感じる親も多いと言います。発達障害による症状をしつけで治そうとして、虐待に発展してしまうこともあります。

発達障害の二次障害には、うつやPDSP、適応障害などが挙げられ、視線恐怖や強迫観念を抱える患者も少なくありません。またそれらの症状から逃れるためにアルコールに手を出し、依存症になってしまうこともあるようです。

二次障害は心理的な負担が原因となっていることが多いため、症状の改善には時間がかかると言われています。また治療の際には二次障害の発症時点までさかのぼって原因や対処法を探らなければならず、難しい治療になるケースが多いと言います。


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